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本泰寺の想い

鵜澤 恭温さん

日蓮宗 法榮山 本泰寺
24代住職

鵜澤 恭温(うざわ きょうおん)さん

私は、法華経に説かれている「誰もが皆、仏の子」を信念として、ご縁をいただいたすべての方を大切にしております。「あなたのおじいさま、おばあさまはこういう方でしたよ」と、後世に伝えていけるような関係を築き、家族の絆を深めるお寺、命のバトンを受け継ぐお寺、地域により添えるお寺でありたいと考えています。

本泰寺 景色1 本泰寺 景色2

読者の皆さまには、先祖代々続くお寺さんがあると思います。そちらのお寺さんにお盆やご法事などご供養の時だけでは無く、いつでもお参りして欲しい、またご自身のお寺を大切にしつつも、他のお寺さんにもお参りされていいと考えてます。

私は、お寺は本来、サロンのような開かれた誰もが気軽に訪れてよい場所だと考えます。ご自身に関わるお墓や納骨堂がないお寺でも、気軽に訪れてほしいです。お寺に訪れること、お寺に行こうと考えること、つまりそれは、ご先祖様を大事することにつながります。私たちは、ご先祖様がいないと、親がいないとこの世に存在していません。

世の中の人、誰もがご先祖様を大事に想い、みんな親から生まれてきた子どもだったんだという気持ちがあると、周りに優しくなり、仲良くなり、世の中の平和にもつながっていくと考えます。日本、仏教だけでなく、どの国、どの宗教でも、墓がありご先祖様を祀る気持ちは一緒です。誰もが命を繋いでくれたご先祖様に感謝して、ご先祖様に恥じない生き方をしてほしいです。

これから高齢化、少子化、過疎化などにより、人と人との繋がりが薄れていきます。だからこそ、より地域に根付いたお寺でありたいと考えています。地域のみんなが楽しく集まれるようにと、以前、本泰寺ではマルシェを開催したことがあります。今後も開催していきたいと計画中です。