Vol.83
Dr.わーだーの養生記
「天気痛」
アン・ルイスさんの六本木心中では『だけどこころなんてお天気で変わるのさ』と歌われますが実際、天気が悪くなる前に気分が悪くなったり、耳鳴りやめまいや頭痛、肩こり、腰痛、ひざ痛がひどくなることがあります。これは気圧が下がることがきっかけとなって生じる症状で、天気痛とか気象病とか言われます。ひどい人は、エレベーターで10階程度まで上がるだけで症状が出る方もいるそうです。山陽新幹線には多数のトンネルがありかつては降りる頃には疲労感を感じる人も多かったと聞きます。飛行機は気圧変化はさらに大きく、天気痛の方は旅行するのも大変です。元々症状に合わせて薬が処方されていると思いますが、症状が出てからではなくて今から気圧が下がるぞ!というときに飲んでおくと良く効いてダウンせずに済むことが多いようですのでお試しください。携帯電話に天気痛対策用のアプリがあり、気圧変化を見ておくことで平和な日々が過ごせるようになるかも。
Vol.82
Dr.わーだーの養生記
「豚骨スープの秘密」
ラーメンのスープを飲むことに罪悪感を感じるほどスープは残すのが健康によいと考えられるようなったのは厚生省の減塩指導によるものです。元々日本人の死因のトップは結核でしたが特効薬のおかげで1950年代には脳卒中がダントツの一位となりました。1960年代には高血圧が脳卒中発症と、高血圧は過剰な塩分摂取が関係し、東北・北陸では20g以上の塩分摂取があったことから減塩指導が始まりました。漬物の減量、醤油をかけない、味噌汁を薄味に、麺類のスープを半分残すなど。東北・北陸では醤油、味噌、塩ラーメンですからインスタントラーメンと同じく、減塩するにはスープを減らすしかありません。ところが豚骨スープは骨を炊いただけなので無塩なのです!昔は店主が客を見て塩の量を変えて誰にもうまいと言わせていたそうです。今は久留米ラーメン1杯塩4gくらい。コップ一杯以上の水を飲んで汗をかけば心不全でなければ大丈夫なはず。甘塩で、の注文ができるお店もあります。