vol.29
神主四方山話
最近、週1〜2回だった筋トレを週3回にしました。1回の筋トレ時間は3時間くらい。トレーニング中は考え事をほぼしません。頭の中はどの部位を重さ何キロ使って何回鍛えれるかなくらい。ですが以前トレーナーに教えてもらったことをふと思い出しました。トレーナーと私はスターウォーズが好きでした。トレーニングにも善悪のフォースがあるとすれば悪は一時的に物凄い力を発揮するかもしれない、だがそのパワーは継続できない。一方、善のフォースはコツコツと積み上げていくこと、そうやってパワーを蓄えていくんだと教えてくれました。トレーニングもコツコツと積み上げて継続することが大事だなと妙に納得が出来てしまいました。さて、神道での善悪というと「清らか」と「罪穢れ」かなと思います。六月は多くの神社で「水無月の大祓い」が行われます。この神事では「水無月の夏越しの祓へする人は千歳の命延ぶといふなり」『拾遺和歌集』という和歌が唱えられます。夏越の大祓いにて罪穢れをお清めした人が千歳の命が延びると云われますので、25年以上参加している私の寿命は2万5千年以上となってしまいますが、千歳とは長寿を表現した言葉です。古の人たちは罪穢れを祓うことによって魂と心身をデトックスし、神様のお陰をいただくことを感謝することによって健やかな心の状態になっていきますよ、と言いたかったのだと思います。夏越の大祓い是非やってみてください。(当社は7月末日)では皆様日々お健やかにおすごしくださいませ。
Vol.28
神主四方山話
宗社日吉神社崇敬会設立のご案内及びご入会のお願い
謹啓春陽の候、皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。平素より当日吉神社に対し、多大なるご理解とご崇敬を賜り、厚く御礼申し上げます。扨、当神社は平安時代に久留米の土豪の守護神として奉斎され、爾来歴代城主の尊崇を受け市中鎮護の神・藩民守護の社として広く地域内外の皆様より親しまれ、その信仰の火を絶やすことなく今日まで歩んでまいりました。この度、【ご祭神のご神徳を称え敬い、当神社の興隆護持発展に奉賛するとともに地域創生発展のために貢献すること】を目的として、「宗社日吉神社崇敬会」を設立する運びとなりました。つきましては、本会の趣旨にご賛同いただき、何卒ご入会賜りますよう謹んでお願い申し上げます。謹白
【1】年会費/個人会員(1口)3,000円、法人会員(1口)10,000円
【2】会員特典/会員証・特別祈祷神符授与など
【3】お申し込み方法/日吉神社社務所にてお申し込み用紙に御記入のうえ年会費をお納めください。
※お問い合わせは日吉神社へ
vol.27
久留米宗社 日吉神社
禰宜 久富 貴文
“とかげの初見”福岡県神社庁が発行している暦の3月の頁に“とかげの初見”と書いてあります。確かにそろそろトカゲも現れそうだが何故トカゲ?と気になりました。1年を24等分に春夏秋冬を表した言葉の中に「啓蟄(けいちつ)」(3月5日)とあります。「冬ごもりの虫が戸を開く」という意味。この頃に合わせ虫を捕食するためにハンターのトカゲも行動を開始するようです。この生命が活動を開始する頃は田畑に種をまく準備が始まる合図。トカゲは蛇と同じように脱皮し再生を繰り返すことから縁起が良いとされるそうです。トカゲを発見したら、それは生命が活発に活動しはじめているサイン。なぜか3月になると新しいことを始めてみようと思ってしまいます。これこそ生命の本来の姿かもしれない。よもやま、学生時代に勉強したとは思うのですが、「こそ」って・・・なんだったかな。たった今も“これこそ”と使用しましたが、最近“ようこそ”を英訳してくださいと言われたことがありました。“ようこそ”を分解してみると“良く+こそ”、“こそ”は前の言葉を強調する効果があるらしく“良く!!!”となりますが、無難に“welcome”と伝えました。草木が芽吹いてくる季節はまさに「冬の終わり」と「春の本番」が交差する、非常にエネルギーに満ちた時期ですね。では皆様日々お健やかにおすごしくださいませ。
久留米宗社 日吉神社
禰宜 久富 貴文
2月3日は久留米宗社日吉神社では恒例により節分行事が執り行われます。この節分とは立春の前日にあたり寒い冬から暖かい春にうつりかわる時節を言い、心や体にも微妙な影響を及ぼす時期であると云われます。特に昔から言い習わした厄年という年令は、変化が起り易く警戒を要する時期であります。当社では節分の日にのみ特殊祈祷の鳴弦蟇目法による開運厄除・家内安全・商売繫昌の祈願祭を厳修しています。御祭神【大山咋神】は鏑矢を持つ神・使う神・或いは矢そのものであるとも言い伝わります。これにより特殊祈祷で弓矢を使用する神職はおよそ一週間の斎戒を行います。他所で火を使用したものや鳥・魚・獣を食せず、水分は白湯に限り、思念言語動作を静かに正しく過ごします。神職が神事の弓矢を使用出来るのは1年のうち節分当日のみになります。ご祈祷を希望される御本人だけでなく御家族も一緒に鳴弦蟇目法をうけることが出来ます。